何をもって『儲かる』と定義するか?
農業という職業にあたって、これは非常に難しい問題である。
農業は他産業と違い、それぞれの作物でどのくらい収益を確保できるものかという目安を国が統計をとっている
そのため、単純に1反(10a)あたりいくらの売り上げがあがるのか
もしくはどのくらい経費がかかり、所得分はどのくらいあるのかということは大体の目安になる。
しかし、収入、所得は高いけれども労働時間を多く費やす必要があるために規模の限界があったり
収入、所得は低いが労力が要らないために大規模経営が可能であったりと、一概に判断はし辛い。
もちろんその土地の気候や土壌にも大きく影響を受け、有利・不利な面も多くある。
そのため、今回のランキングは、農水省のHPで公開されているデータを中心に
(販売金額ー経費)÷労働時間
つまりは単純な時給で算出した。
どの作物が最も『割が良いか』ランキングである。

画像引用元は下記URLによる。
第1位 キャベツ ・・・時給2000円

http://blog-imgs-47.fc2.com/f/l/o/florentia/P1110729.jpg
意外な結果だったが、様々な技術革新の結果だと思われる。利益を出すにはある程度の規模が必要。また、市場価格の乱高下が激しい作目なので数字を鵜呑みにしないことが重要。
その点を聞けば、1位!?と驚いたキャベツ農家もなるほどと納得するだろうと思う。
第2位 レタス ・・・時給1729円

http://www.matuno.co.jp/blog/entries/00001201/images/044.JPG
キャベツときたらレタス。特に夏場の需要が大きくその時期に出荷できる冷涼な地域では有利な経営が可能であるため、その結果が大きく出たと推測される。
葉物野菜など、一度収穫きりの作物は総じて非常に優秀な数字を出しているようである。
第3位 レンコン ・・・時給1536円

http://widewallpapers.xii.jp/wp-content/uploads/2014/08/001-26.jpg
初期投資も少なく、2年目以降は種の費用が0になるため、この数字はさらに跳ね上がる。
ただし極寒の中氷を割って泥水の中に入り収穫するという世界最悪レベルの重労働を迫られる。それでもやりたい方は是非
主要農産品目の登録がなく、農水省のデータがなかったため、数値は以下参考
→農山漁村文化協会 『新特産シリーズ レンコン』沢田 英司著
第4位 トマト(施設栽培) ・・・時給1364円

http://www.alohayou.com/img/top191.jpg
はじめて実物野菜がランクイン
栽培面積も少なくて済むのでこれから始めたいという方などには特におすすめ。
ただし、日本の夏はトマト栽培に適しておらず、冬~春の栽培に限る。夏の露地栽培では時給610円と最低レベルになるのでご注意。
栽培技術、販売能力でも大きく差のでる作目。
第5位 サトイモ ・・・時給1354円

http://www.jakyoto.com/jakyoto/channel2/img/img1310/main01.jpg
ノウカノタネメンバーが最も意外に思ったのは里芋。
比べてみると根菜類は総じて安定した成績を上げるようで、ランキングでも上位にひしめくものが多い。
根ものは比較的管理作業が少ない傾向があるが、収穫、調整、出荷に労働時間以上の労力がかかることにも留意しておきたい。
第6位 ハクサイ ・・・時給1290円

http://www.powerkun.co.jp/blog/wp-content/0067.jpg
こちらもまた非常に優秀な数値を出す傾向にある玉系の葉物野菜。
面積が確保できればこれらの導入を考えたいものだが、重々、博打要素も大きい事をお忘れなく。
第7位 キュウリ ・・・時給1277円

http://www.pref.nara.jp/8372.htm
キュウリはハウスよりも露地栽培の方が若干効率が良い数字を示しました。
施設キュウリだと収穫期間の延長でかなりの時間を作業にあてる結果になるためだと考えられます。
とはいえ管理作業は同じ手間でも収入は倍化するので専作の場合はハウス導入を考えた方が良いでしょう。
第8位 ニンジン ・・・時給1271円

http://ja-shari.or.jp/ja-blog/DSC_0026.JPG
やっぱり安定の根もの。
ニンジンに関しては収穫機械や洗浄機の向上が大きい。
単価の低さを労働時間の少なさでカバーしていた。
第9位 ダイコン ・・・1176円

テツの畑
続けて根もの
今回のデータでは出てないが、もう少し数字の良い近縁作目にカブもある
第10位 ナス ・・・時給1173円

http://www.town.showa.yamanashi.jp/imageviewer.php?src=500f536063c01.jpg&wi=448&color=0
露地栽培での反あたり所得ではずば抜けていたが、ハウス栽培だと効率が落ちた。(重油等の影響か)
ほぼ同率にピーマン等もある。

はじめまして
トマト地蔵と申します。
最近、妄想旅ラジオから
農家のタネを知り、過去回から
順ぐり、拝聴させていただいております。
御三人の掛け合いが非常に面白く、さらにタメになる事ばかりの内容で感じ入り、お礼と相談を兼ねて
取り急ぎ、筆をとった次第であります。
私事ではありますが
北海道でトマト農家として就農し早8年が経ちましたが
未だヒヨッコで毎年、毎年
勉強の日々です。
ただ、情け無いことに最近慣れて来たせいか
何か就農し始めの頃より
ワクワク感やらチャレンジ精神やらが薄れて来たような気がします。
皆さま方はそういうときはあるのでしょうか
こんな自分に喝をよろしくお願いします。
それでは長文乱文失礼します。
御三人様、御自愛下さい
ついでに
おくらばせながら
大喜利よろしくお願いします
親父が急にトラクタを止めた
なぜ?
イオン行くには
まぁまぁ遠いよね?
そだね?
追伸
ステッカー欲しいです
昨年67歳で就農しました。農業の経験は0に等しいです。家庭菜園は30年ほど経験してます。でも、農業をやりたくて4千坪の古民家付き山林・田畑を購入しました。以前は三鷹に住んでおりました。その土地を売って、千葉県茂原市のこの土地を買い、井戸も南のほうだから温かいだろうと思い込んで買ってしまいましたが、今期の寒さは異常でー12度を記録してます。生業は日本ミツバチの養蜂で、農業はあくまで趣味。無肥料無農薬不耕起で、果樹と野菜キノ・キノコ・養鶏で多品種少量栽培を目指しております。去年の11月から西洋蜜蜂の蜜をJAの直売所に出し、アイコも4種混合で出していましたが、12月にー5度を経験し、露地のアイコさんは一発で枯死。冬の間はベビーリーフでしのいで思っていましたが、今月に入ってまたも寒気に襲われ20種類ほど用意してあったベビーリーフもほとんどが凍結し枯死してしまい、今はトホホーの毎日です。やはり露地では無理ですね。これもまた勉強です。今は今期の畑作を目指して毎日竹炭を焼いております。果樹園は2000㎡あるのでその樹下で露地野菜に取り組もうと思っています。でも昨年私が耕すまで10年余り耕作放棄地であったところで、田を粘土で埋め立てた畑で雨が続くと田圃になり、晴れが続くとカチカチのスコップも刺さらない大地になります。それでも日が当たる畑はここしかないので頑張るほか手立てがない現状です。来月いっぱいまで迄に畑を竹炭で覆い、その上からカニガラを投入しさらに耕耘してジャガイモの準備にかかります。まだ、ハウスがないので野菜は直播で行きます。
長々じゃいてすみません。
2年後に一千万プレーヤーを目指しております。
また,機会があったら書きます。
こんにちは 愛媛の一人農家です 秋から春に向けて わさび菜はどうでしょうか 失敗が少ない野菜だと思います 私はハウス栽培ですが 露地もいけると思います ほうれん草と比べて 水洗いの時間もあまり かかりません どうでしょうか